レスコン関連
レスコン(レスキューロボットコンテスト)とは?
公式サイトによる説明を見ればわかることではあるのですが、要約すると、
- 救命救助機器の設計・開発ができる次世代の人材を育成すること。
- 防災・減災に対する意識向上、啓発を行うこと。
この2つを目的とした競技会です。大会とは違い、勝ち負けを争うのではなく「切磋琢磨しあって技術を磨こう」というスタンスをとっています。
優秀な成績を収めたチームに対して表彰が行われ、賞を授与されますが、競技会での成績だけで評価が行われるわけではありません。審査員によるポイントも評価の中に組み込まれています。例えば「レスキュー工学大賞」では、
- 「コンセプト」 … 救助に対する考え方、ロボットのアイデア(独自性)
- 「技術力」 … ロボットの設計・制作を行う力、競技会でのパフォーマンス
- 「組織力」 … ロボット制作の進捗管理、制作時の問題解決などのマネジメント力、競技会でのチームワーク
このような3つの観点より評価されます。
部員ならわかっていることではあると思いますが、放課後の限られた時間、部活が持つ限られた知識の中で「ロボットを完成させる」必要がありますし、競技会で良い評価をもらいたければ、少なくとも「ロボットを正常動作」させなければなりません。「もの(災害救助ロボット)を作り上げる力」が、この競技会で問われていることになります。